在宅緩和ケア充実診療所・病院加算
在宅緩和ケア充実診療所・病院加算
当院は2024年2月1日付で、「在宅緩和ケア充実診療所」と認定されました。
「在宅緩和ケア充実診療所」とは、 機能強化型の在宅療養支援診療所で、 看取り・緊急往診・麻薬使用等に十分な実績があり、 緩和ケア・看取りの経験をしっかりと積んだ常勤医師が いる診療所のことを指します。
詳しくは、下記の施設基準を参照ください。
開設からわずか半年で在宅緩和ケア充実診療所の認定を受けることができたのは、この地域で緩和ケアを必要としている方がたくさんいるということに他なりません。
当院では、在宅中心静脈栄養、麻薬製剤の持続静脈注射や持続皮下注射、胸腔穿刺、腹腔穿刺、在宅酸素療法・・等、患者様のご希望とご病状に沿ってのオーダーメイドの緩和治療を提供しております。
「ここまで自宅でできるのであれば、なんでもっと早く病院から帰ってこなかったのだろう」
「自宅療養のイメージがわかず緩和病院に入院するつもりだったけれど、実際経験してこれなら自宅で過ごせると感じた」
など、多くのお声を頂いております。
診療をご希望の方は、ぜひ一度お問い合わせください。
今後も、緩和ケアを必要としている方のお力になれるよう奮闘いたします。
施設基準
① 機能強化型の在支診・病の届出を行っていること。
② 過去1年間の緊急往診の実績が15件以上、かつ、看取りの実績が20件以上であること。
③ 在宅での1年間の看取り実績が10件以上の医療機関において、3か月以上の勤務歴がある常勤の医師がいること。
④ 末期の悪性腫瘍等の患者であって、鎮痛剤の経口投与では疼痛が改善しないものに対し、患者が自ら注射によりオピオイド系鎮 痛薬の注入を行う鎮痛療法を実施した実績を、過去1年間に2件以上有していること、又は過去に5件以上実施した経験のある常勤の医師配置されており、適切な方法によってオピオイド系鎮痛薬を投与した実績を過去1年間に10件以上有していること。
⑤ 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針に準拠した研修」又は「緩和ケアの基本教育のための都道府県指 導者研修会等」を修了している常勤の医師がいること。